遠い日に想いを馳せて。

海へ向かうクルマのなかで流れていた曲。
 大学時代にしていた旅のことを
 思い出しながら聴いていた。
 旅は旅行とは違う。
 行き当たりばったりで
 いつも何かに飢えていた。
 どうやって生きていたんだろう。
 あの頃に探していたものを
 ぼくはいま手に入れているんだろうか。
 手に入れたもの、
 あきらめたもの、
 失くしてしまったもの、
 いまでも探しているもの・・・
 また、旅に出たい。
 竹原ピストルさんの”俺たちはまた旅に出た”は
 そんなことを思い起こさせてくれるような歌だった。


