長い目。

本当はずっと強い人とか
 いつも弱い人なんていない。
 ずっと明るい人や暗い人も、
 いつも温かい人や冷たい人もいないように。
 ぼくたちはその時々や場面場面で
 強くなったり弱くなったりするものだ。
 強いと思っていた人が弱さを見せたとき、
 寄り添うことができる人は素敵だね。
とりあえず自分のことは棚に上げて
 みんながいい方向に向かうのを
 手伝える人間でいたいなぁって思う。
 人間の本当の仕事って
 そういうことでもあるんじゃないかなぁ。
気づいて欲しいと願うより、
 気づいてあげたいと思うほうが大事。
 ・・・そうでしょ?
 人間はいろいろな顔を持っている。
 その人のたった一面だけを見て、
 その人はそういう人だって決めてしまうのは
 とてももったいない気がします。
 (私だって気づいて欲しいと思うことも
 たまにあるんですけどね)
※ピサの斜塔のように生きる公園の樹。
 そっと幹に触れると温かかった。


