いつかきっと役に立つ。
ウチのふたりの子どもたちは
もうすっかり成長してしまいましたので、
(決して手がかからないという意味ではありませんよ)
読み聞かせなどできるはずもありませんが、
衝動で絵本を1冊買ってしまいました。
オリヴァー・ジェファーズの”きみとぼくがつくるもの”。
ページを捲って読み始めると
心が焚き火にあたっているみたいに
やわらかく温まってゆくのがわかります。
キャラクターの描き方もかわいいし、
その絵に乗っている少ない言葉からは
言葉以上のものが伝わってきます。
読み聞かせする小さな子どもがいないのに
絵本を買うなんて笑っちゃいますよね。
子どもが親離れしてしまった寂しさみたいなものを
自分が知らない間に感じているのかも知れません。
でも、もしそう遠くない将来、
子どもたちがこの育った家を離れ、
家庭を持って子どもが生まれたら
この絵本はいい働きをしそうな気がします。
そう考えるとまんざら無駄な買い物ではなかったかな?