クリスマスメモ。

メリークリスマスの”メリー”ってなに?
 ”merry”は”陽気な”とか”うきうきした”
 という形容詞なんだそうです。
 そしてクリスマスは”Christ(キリスト)”と
 ”mass(ミサ)”が合成された言葉で、
 ”マス”は英語表記だとそのまま”Mass”、
 ラテン語表記だと”Missa”になります。
 ちなみにミサはカトリック教会での呼称で、
 プロテスタントでは”日曜礼拝”という呼称が
 用いられているらしいです。
 カトリック教会にいる人が神父、
 プロテスタントにいる人は牧師。
 カトリックにはマリア信仰があり、
 プロテスタントでは偶像崇拝がほとんどなく
 キリスト像が貼り付けられていない十字架が
 アイコンとなっているみたいです。
”クリスマスイヴ”は前日とか前夜のことではなく
 ”eve”は”evening”が語源になっていて、
 キリストの誕生日を祝う風習が始まった当時は、
 日没を日付の変わり目とするユダヤ暦を使っていたため、
 本来の生誕祭というのは24日の日没から
 25日の日没前までを指すらしいです。
 つまり24日の日が沈んだ瞬間(イヴニング)から
 もうクリスマス当日になり25日の日没後は
 もうクリスマス当日ではなくなるということ。
 ケーキが安くなる25日の夕刻は
 場合によっては買ったその場で食べないと
 クリスマスを祝うケーキではなくなってしまう。
 デパ地下のケーキ売り場の横で
 おもむろにブッシュドノエルを食べている人がいたら
 倹約を愛するキリスト教徒なのかも知れません。
 んーなアホな。
 すべては生誕をお祝いする気持ちがあれば
 安くなったケーキだって日没後に食べるケーキだって
 クリスマスケーキに変わりはないのでしょう。
以上は私が知らなかったことです。
 いや、私だけが知らなかったことかも知れません。


