アダルトと運命と。
ガルシア・マルケスの”百年の孤独”を
読んでみようと図書館に予約を
入
れようとしたら34人待ちとなっていた。
どんな作家なのか気になっていたので
とりあえずすぐに読めるものをと
探したら”出会いはいつも八月”という本が
ヒットしたので予約して読んでみたら
かなりアダルトな小説でビックリビックリ!
ストーリーは主人公の女性が
毎年8月になると単身ある島を訪れる。
その島には母親が埋葬されている墓があり、
女性は墓前に母親が好きだったフリージアを
供えることが目的なのだけれど、
その島で知り合った男性と
一夜を共にする
といった内容でした。
そういう展開がお好きな人にとっては
面白いのでしょうが私はそれほど
好奇心が刺激されたというわけでは
ありませんでした。本当です(笑)。
取り交わされる会話は
洗練されていて面白いのですが、
展開に意外性が乏しく
どちらかと言えば
残念・・・だったかなぁ。
でも先に記した”百年の孤独”は1967年に
ノーベル文学賞を獲った本ということですし
いま人気急上昇している本ということなので
やっぱり気になって仕方がないんです。
もうこれ以上蔵書を増やしたくないのだけれど
予約の順番待ちをしていたら
いつになるか分からないので
思い切って買ってみようと思っています。
※施設を見舞いに訪れると去年の暮頃から
義母はぐっすり寝ていたり
検査で部屋を空けていることが多くなり
私はその待ち時間や空き時間を利用して
ブログを更新したり本を読んだりしています。
もうそんな生活が長く続いているのですが
ふとした時に自分の老後のことを考えます。
自分がどんな老後を送りたいのか
まだはっきりした考えはありませんが
とりあえず70歳で今の仕事を辞めて
絵本を作りながらシルバー人材に登録し、
75歳でクルマの運転免許証を返納する、
仕事の合間を縫ってテニスも楽しむ。
あとは自分の身体との相談になるのかなぁ。
唯一の勝手な望みをかなえてもらえるとしたら
少しくらい遠くても海の見える施設に入りたい。
まぁ、こんなふうに思っていても
その通りに行くとは到底思えませんが
ビジョンをもっていないと
ただただ流される老後になってしまいそう。
それがいちばん怖いことかも知れません。