雲のように。

雲は気流や風の強さによって
時事刻々と形や大きさを変え、
時ににぎやかな群れになったり
時にひとりぽつんとなったりしながら
あるがまま空に浮かんでいる。
意地を張ったり見栄を切ったり
背伸びをしたり誤魔化したり、
そういうことばかりしていたら
そのうち消耗して疲れてしまわない?
そう雲に言われたような気がして
ぼくははっとして参ってしまったのだった。
意地も見栄も背伸びも誤魔化しも
本当は必要ない生き方がいいはずなのに
どうして時としてそんなものに惑わされ
頼ってしまうことがあるのだろうと。
そしてそんなものたちに
頼っている時はそのことに気づいていない。
自分がどう思われているかなんて
周りを気にしてばかりいるから
疲れてしまうのではないだろうか。
気にすることと気を配ることは違う。
肩の力を抜いて自然体でいる、
たぶんそっちのほうが断然いい。
清潔感はいらない、
清潔でいればいいだけのことだ。

※冒頭の写真は色づき始めた桜の葉っぱ。
遊歩道にちらほら落ちるようになりました。
下の絵は観音崎の風景。
が(笑)、丁寧を心がけて描いたつもりが
どう見ても恐ろしく雑になってる。
まるでストップウォッチを持って
描いているような仕上がり。
まぁでも載せておこう。恥ずかしいんですけどね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

diary

前の記事

空を残す。
diary

次の記事

捨てなくてよかった!