絵を描きたい。

ネットで好きな絵を探しては
なんとなく眺めているという時間。
たまにこんなふうに過ごすことがあります。
私は絵を鑑賞するのも描くのも好きなのですが、
どういうわけか上手に描けた試しがありません。
だからアーティストたちの絵を観ると
感心したり憧れたり嫉妬したりします。
好きな絵の傾向は・・・ありません。
強いて言えば静物より人物・・・かなぁ。
あっ、肖像画はけっこう好きかも知れない。
絵の表情を見ながらモデルと画家の
心の内側を想像するのはとても楽しい。

絵は描けば描くほど上手になると信じているので
時間を作ってはデッサンに挑戦しています。
私だっていつかは思い通りの絵が描ける。
なぁに才能なんて後からついてくるさ。
ついてくるか?ん〜、どうだろう。

掲載した絵はChristopher Thompsonという
英国の画家が描いたものです。
この画家の描いた人物は憂いを含んでいたり、
憂鬱そうな表情だったり悩んでいたり。
キラキラしている部分がまったくない。
そういう絵の方が描きやすいんですかね。
なんというか、眺めているうちに
不思議と自然に惹き込まれてしまうんです。
モデルの表情がとても深いなぁって思いました。
ひとつ思ったことは画家のエネルギーと
モデルの魂の波長が次元の高いところで出会い、
スパークしたところで絵が描かれるのかなって。
絵は描けば残ります。それは幸せなこと。
感性は描くことによって磨かれてゆく。

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