素直な気持ち。

人が涙を流す時って
いろいろな場面が思い浮かぶけど、
“涙”という言葉から連想する代表的な感情って
やっぱり悲しみなのかも知れない。

気持ちが昂りすぎて抑えられなくなった時に
人間ができる唯一のことって
私には涙を流すこと以外思い浮かばない。
悲しすぎた時ばかりではなく、
嬉しすぎた時だって不思議と泣けてくるし、
悲しみと喜びの感情が混ざった時は
複雑な気持ちのまま涙が出てくる。
負けたくない競争に負けると
悔しくてたまらず涙が出てくるし、
好きな人を思って流す説明のつかない涙も
あるのだろうと思います。
安堵した時も感動した時も寂しい時も
情けない時も共感した時も泣く。
女性に比べて男性はそれほど
泣かない気もしますが、もしかしたら
泣きたいと思う回数は一緒かも知れません。

“男が生涯で泣いていいのは3度だけ”って
誰が言い出した言葉かわからないけれど
きっと我慢することの大切さを
学ばせるための言葉だと思います。
でも泣くことを我慢したからといって
我慢強くなれるとは思えないのです。
傷ついている時は泣くことを我慢して
気丈に振る舞う必要はないような気がします。
我慢強さを練習したり鍛えたりするなら
きっともっと別の方法があるはずです。

涙もろい男は女性から見てカッコ悪いですかね。
いや、涙もろいというのはちょっと違うな。
泣きたい時に泣ける男っていう意味です。
確かなことは言えませんが
泣きたい時に泣ける人は
嬉しい時に見せる笑顔が素晴らしい。
それは男も女性も同じ。
そんなふうに思うのです。

※この写真、前にも載せたことがあります。
子どもたちの流す涙をザックに集めて
月に運ぶ不思議な妖精の話です。
作者はイギリスの桂冠詩人である
キャロル・アン・ダフィー。
大人が読んでも楽しめると思います。

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