空を残す。

9月の半ばになっても
依然猛暑日が続いていて
いったいいつになったら
夏が終わるのだろうと
思っている傍らで
ちゃんと向日葵の花は終わり
秋の虫たちは美しく鳴き始め
秋の味覚が店先に並ぶようになった
いかに陽射しが強いままでも
自然界はカレンダーに書かれた
予定を忠実に守るかのように
粛々と季節を進めているように感じる

最近は習慣となっている朝の散歩でも
買い物や仕事でどこかに出かけている時も
ふと空を眺めては写真を撮っています。
感じることが難しくなった季節の移ろいを
空に探しているのかもしれません。
気がつけばスマホの中に空がいっぱい(笑)。
そのまま捨ててしまうのはもったいないので
自分で気に入った写真をデッサンして
スケッチブックの中に残しておこうと
思い立ちました。
ところが空を描くって自分が思っているほど
簡単ではありませんでした。
描いては消し消しては描くを何度繰り返しても
納得のいくようには仕上がりません。
絵ってやっぱり才能なんですかね。
だけど才能のない人間はないなりに
亀の歩みでも進歩していけばいい。
絵は競争でも勝ち負けでもありませんからね。

※写真は一昨日の朝の清水ヶ丘公園、
テニスコート付近から見上げた空です。

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