知らなかった始まり。
ハートのマークは
心臓をモチーフにしている・・・
私はてっきりそう思っていたのですが、
その起源は紀元前7世紀頃にまで遡り
その当時栽培されていたシルフィウムという
ハーブの種のカタチに由来するらしいです。
当時発行された銀貨にそのマークが
刻印されていたため広がったのだとか。
初めは心臓じゃなかったんですね。
ハート=心臓として用いられるように
なったのは中世からで特に14世紀半ば以降、
ハートを誰かに捧げるという意味で
盛んに絵画で描かれるようになり、
それが今に受け継がれてきたのでしょう。
日本では猪の目をモチーフにした
古来の猪目文様がハートのカタチをしていて
神社などで今でも魔除けや福を呼ぶ文様として
用いられているらしいです。
写真の蔓性植物の詳しい名前は知りませんが
今朝の散歩の途中なにかの吉報のように
鮮やかな黄色をしたハートが目に止まり
思わず写真を撮ってしまいました。
ただそれだけのことなんですが、
ハート型をしたこの葉っぱを
じっと観察しているとなんとなく気持ちが
ポヨヨ~ンとなってくるから不思議です。
「フレディ、ハートマークは好きかい?」
「はい、それがビーフジャーキーで
作られているのであれば」
「ビーフジャーキー?
肉の話じゃないよ。マークのことだよ。
女子からハートマークをもらったら
嬉しいかいって聞いているんだよ」
「ハートマークをもらったらどこかで
ビーフジャーキーに変えられますか?」
「ねぇフレディ、今言ったこと、女子の前で
言わないほうが身のためだよ」
「ご主人様、ハートマークって
ひょっとして”愛”のことですか?」
「そうだよ!なんだ、わかってるじゃない」
「あらゆるものが無常の世にあって
愛のみが永遠に不滅の存在。
ショーペンハウアーは言いました。
”永遠は一瞬の中にある”と。
恋に落ちる時って一瞬らしいですね。
その一瞬を思い浮かべると
確かにそこには永遠がありそうです。
魂の交わりと炎のエネルギー、
まさにそこにこそ真実の愛が・・・」
「いや、ご主人様はそういう答えが
聞きたいんじゃなくてさぁ」