白と青のせめぎ合い。

流氷を思わせる4日前の横浜の空模様。
ちょうど今日から秋を始める、と、
天の神様がわざわざ風の声で知らせていた。
風の声は言葉ではなく温度だった。
風の声はぼくとフレディを安心させ、
あまりにも気持ちよかったので、
もうしばらく風の声を聞いていようと
一緒に見晴らしのいい丘の上に佇んでいた。
ぼくたちはとうとうあの激しい季節を
乗り切ったのだ、そう思うとなんだか
達成感みたいなものが込み上げてきた。
フレディ、秋が来たよ。

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