理想論だけじゃね。

相手から自分がどう思われているか。

それは相手に聞いてみなければ分からない。

聞いてみたところで本当のことを

聞き出すのは限りなく難しいに違いない。

自分が相手にどう思われたいか。

それをどれだけ情熱的に伝えたところで

相手はそう思ってくれないかも知れない。

自分は仕事ができると熱くアピールしても

上司に気に入られるとは限らないし、

毎回欠かさず握手会に行ったからといって

目当てのアイドルの心が掴める可能性は

極めて低い。そういうことなのだと思う。

いわゆるスタンドプレーというやつだ。

人からできるヤツ、価値のある人間、

やさしい人、話の分かる先輩と

思われたいために取る行動は

自分が思っているよりもずっと多く

ほとんど無意識に取っている気がする。

もちろんその反対側の心理として

同じように自分では気づかないまま

相手を遠ざける行動を取ることだって

少なからずあるに違いない。

だけどそうした態度を取り続けていると

当事者との関係は言うに及ばず

周囲との関係にまで歪みや軋轢が生まれ

孤立化してしまう危険性を孕んでいる。

なぜならそうした行動は空気に溶け込み

隠したつもりになっていてもほぼ確実に

周囲に伝播してしまうからだ。

自分の本性は相手にも周囲にも見抜かれる、

相手の本性は分からない。

そういうことを充分にわきまえ

自らの行動に責任をもたなくてはと思う。

無意識の行動は無責任な行動。

 

・・・と、ここまで書いてみたけれど

無意識下の態度を意識下に置くことなんて

果たしてできるのか?ジブン!

それってほとんどお釈迦様の次元じゃね?

そんなことをあれこれ考えるより

まずは無意識下の行動で歪みが生じたら

素直に自らを認め、反省し、改める。

そして可愛らしくごめんなさいを言う。

そういうことのほうが先でしょ。

 

※昨日は強風の吹き付ける炎天下、

2時間ほどテニスをしてきました。

打ったボールの行方は風に聞いてくれ、

そんな無責任な言い訳ができそうなくらい

風が強かったです。

でももちろんそんな言い訳は

しませんでしたよ。

喉まで出かかっただけです(笑)。

ただこれ、みんな感じていたんじゃないかな。

違いますかね。

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