流れを変える光。

夜空に穴が空いたみたいに
そこから滔々と漏れ出(いず)る月の光
あの穴を突き抜けていくと
闇のない光の国にたどり着けそう
空飛ぶゴンドラがあればなぁ

昨夕テニスをしていた時、
薄暮の山間に浮かぶ月に気づいた途端
いい方向に流れが変わって
普段できないような好プレーを連発。
それまでは調子が悪かったんですよ。
月の魔法に操られたように身体が動く。
まるで自分じゃないみたいでした。
ほんのちょっとしたことがきっかけで
いままでとは全然違う世界が展開する、
そういうことって稀にあります。
ものは考えようってことですかね。
きっかけが気持ちの切り替えにできるなら
調子も変わりプレーの質も上がる。
今回の私はたまたま月だったんですけど
それこそなんでもいいんですよ、
きっかけなんてね。
探せばきっと見つかると思うんです。
ミスを犯しても下を向かないで
探す!探す!探す!(笑)
ほら、あったでしょ?
ホント、何度も書くようですが
自分じゃないみたいだったのです。

いい気持ちのままコートを後にし
いつもの丘を降っていく途中で
眺めた月の光は太陽のおかげなんかじゃなく
自分で輝いていましたね。
闇夜を抜け出す光の穴。
問題はそこまで運んでくれる
ゴンドラがないこと(笑)。
銀座松屋あたりで売ってないですかね。

※あっ、そういえば昨日の夕方
ヒグラシのもの悲しくも美しい鳴き声を
今年初めて耳にしました。
ヒグラシは俳句では秋の季語とされていますが、
セミの仲間ではわりと早い時期に鳴くそうです。
下の写真はまだ月が昇る前の空。
ヒグラシの鳴き声が聞こえてきそうでしょ?

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