気づかないうちに。

“眠れない夜のために”
千早茜 著

短編集の中に”寝息”というタイトルの
小さなエッセイが収められている。
これを読んでいて涙が流れてしまったらしい。
らしいと書いたのは読んでいる時に
自分で自分の目から涙が溢れていることに
まったく気づかなかったからだ。
新鮮な思い出、積み重なる時の重み、
不慮の出来事、相手を思う気持ち、感謝・・・。
心に残る切なく美しいエッセイだと思った。

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