未来が崩壊の途にある。

ほとんどの人が思っている。
 いまの政府のやっていることは
 危機意識の欠落した場当たり政策だと。
 何日か前の読売新聞の編集手帳に
 掲載された記事が脳裏をよぎる。
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一般の人のイメージ。
 軽症「ぜんぜん平気、風邪程度」
 中等症「息苦しさは出そう」
 重症「入院は必要」。
 ところが医師の認識は
 軽症「酸素はいらない」
 中等症「肺炎が広がり、
 多くの人にとって人生で一番苦しい」
 重症「助からないかも」
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こういう現実を突きつけられていながら
 私たちの指導者は言う。
 これからは入院は重症者のみに絞り
 中等症以下の罹患者は自宅療養ということに
 していただく、と。
 つまり人生で一番苦しい症状であっても
 危篤でなければ病院には来ないでねということなのだ。
病院にはコロナ患者ばかりではなく
 別の病気で入院や手術が必要な人がいる。
 そうした患者たちにも
 ウエイティングがかかったり
 対処が遅れたりしている現実を思うと
 いったい指導者たちは何をやっているのかと
 疑いを通り越して怒りさえ感じる。
 こうなる前にこうなることは想像できたはず。
 政府の無策はこの国の医療崩壊を招いた。
 この期に及んで打つ手は緊急事態宣言かい?
 もう5回目だよ。
 もはや人々はオオカミが来るって
 言われても逃げなくなっている。
 いま人々をオオカミから守るには
 ボリュームを上げて宣言することじゃないはず。
 無策にして場当たり政策を続ける限り
 この災いはますます人災の色を濃くしていく。
 コンビニのスイーツの美味しさが
 国際的に高評価を受けているなんてことに
 気分を良くしている場合ではないと思う。


