散歩しながら。
あかるいほうへ
やさしいほうへ
あたたかいほうへ
あたらしいほうへ
ただしいほうへ
すなおなほうへ
ひろがりのあるほうへ
おくゆきのあるほうへ
ふみだしたい
どんなときだって
どこにいたって
そうこころがけていても
そうじゃないほうへ
むかっているじぶんにきづいて
ときどきはっとする
まるでじぶんのなかに
こころがふたつあるみたい
じぶんらしいこころ
じぶんらしくないこころ
だけどそれって
そうかんじるだけで
ほんとうは
ひとつのこころのなかに
ふたりのじぶんがいるのかも
ふたりのじぶんは
ひとつのこころのなかで
いっつもけんかしている
そしてじぶんらしくないほうの
じぶんのほうが
ちょっとつよいきがする
きがするだけで
ほんとうのところは
わからない
そもそも
じぶんらしくないじぶんって
どんなじぶんだろう
どうおもう？フレディ
ぼくのことをぼくらしくなく
かんじるときって・・・
ある？それともない？
あぁ のどがかわいたんだね
ほら たんとおのみよ
