心のカタチ。

”心が折れた”という言葉を

耳にすることがある。

ポキッと折れる絶望の音が

その言葉から聞こえて来そう。

もしも心が

樹の幹みたいなものだとしたら

心が折れたら大変なことになる。

もう立ち直れないと思う。

だからきっと違う。心は幹じゃない。

そうではなくてもしも心が

幹から広がる枝みたいなものと考えたら

折れても致命傷にはならないはず。

枝が折れれば一時的にカタチを変えたり

バランスを崩したりするけど、

時間が経てばまた枝を伸ばせる。

立ち直るチャンスが生まれるのだ。

そうだよ、心は幹じゃない。

幹から伸びる枝なのだ。

強い根に支えられ高く聳える幹。

そこから八方へ広がる枝。

その枝先にいつしか花が咲き

実が結ばれるのかも知れない。

「フレディ、もし心が枝みたいな

ものだとしたら幹ってなんだろう。

そしてどんな花が咲くんだろうね」

「葉っぱのあっしには難しい問いでやんす」

「葉っぱのフレディ・・・

一緒に考えていこうね」

「はい」

※最近のフレディは川沿いの遊歩道を

散歩すると川を眺めるようになりました。

眺めながらなにか考えているみたい。

少し大人になったのかも知れません。

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