師走になって思うこと。

朝日に照らされた銀杏の樹が眩しい。
 12月に入ってぐっと気温が下がったため
 美しく色づいています。
 根元にも黄色の絨毯が広がっていました。
 四季のない国から訪れた外国の方々が
 日本の紅葉や黄葉に心を奪われるのもわかる気がします。
 (紅葉と黄葉:どちらも”コウヨウ”と読むらしいですね。
 私はずっと黄葉はオウヨウだと思っていました)
 この黄色い葉が落ち尽くす頃に
 クリスマスがやって来るのでしょうか。
 クリスマスがやって来るなら
 世界中すべての人にやって来るといい。
 子どもたちはみんな素敵なプレゼントが
 やって来るのを待っている。
 恋人たちは一緒に過ごせる時間を待っている。
 砲身にミサイルを積み込む兵士たちは
 それを忘れてしまっている。
 自分たちが子どもだった頃を
 自分にもかけがえのない大切な人がいるということを
 どうか思い出すきっかけにして欲しい。
 まだ神様がいるうちに。


