大きく刺さった小さなきっかけ。以来、広告業界に浸り続けた33年間を思う。
おやっ?っと感じたり
なんで?って思ったりする、
それはなにかが始まる合図。
“おやっ?”や”なんで?”は
案外ぼくたちの行動に
なんらかの影響を与えたり、
時に人生を大きく変えて
しまっているのかもしれない。

大学時代に出会った1本のCM、
パイオニアカーコンポーネントステレオ
”ロンサムカーボーイ”。
たしか学校からの遅い帰りに立ち寄った
中華料理店で食事をしていたら
ライクーダーの歌とともにこのCMが流れてきた。
その瞬間、雷が落ちたような衝撃があり、
ぼくは広告業界で仕事をする決心した。
それから紆余曲折を経て28歳の時に
大学の友人と広告プロダクションを設立。
32歳で独立して東京都中央区に個人事務所を開設。
34歳で会社を法人化して広告制作三昧の日々。
ついにTVCFの方には行けなかったけれど
自分のデザインしたもの、自分の考えたコピー、
それらが形になって世に出ることで
いい知れない喜びを味わってきた気がする。
それはぼくの広告に対する熱意を
理解してくれるクライアントがいたり、
制作においてひとりではできない部分を
手伝ってくれるスタッフたちと組めたり、
応援してくれる人たちが周りにいたからだと
いま改めて深く感じている。
※リンクは当時流れていた
ロンサムカーボーイのTVCFシリーズの一部。
たぶん制作はライトパブリシティだったと思う。
この映像を見るといまでもぼくの内側が熱くなる。


