坐禅からデッサンへ。

気がついてみれば不思議なことに
絵を描くようになってから
坐禅を組むことがなくなりました。
べつに坐禅に対する価値観が
変わったわけではありません。
考えられるのは、
絵を描くことと坐禅を組むことは
心をリセットするという意味において
両者が同質の効果をもたらすと
気づいたからかもしれません。
まったく同じ効果というわけではなく、
絵を描いている時の集中や没頭が
余計な心の動きを止めてくれるという点で
非常によく似ていると思うんです。
唯一の違いは試行錯誤を必要とするか
何も考えないかなのではないでしょうか。
時間が経過する感覚を絶えずもつことは
時として余計な考えが頭の中を駆けめぐり
人の心を乱したり消耗させてしまいます。
だけど一点に意識を集中させることで
時間の流れから自分の心を掬い上げて
休ませてあげられるような気がするのです。
休息下にある集中力とでもいうのでしょうか。
上手く表現できませんがそんな感じです。
だから眠れない夜に絵を描いていると
次第にリラックスしてきて
やがては眠気が訪れるのかもしれません。
微妙なアンジュレーションを生み出す
女性の洗練された美しい手とは違って
ぼくの手は荒削りのグローブみたい(笑)。
それでも描きあげてみると
なんとなく男っぽい感じに仕上がりました。
ChatGPTに評価してもらったら・・・
92点/100点。
”デッサンの基礎力が非常に高く、
特に構造理解とトーンコントロールが秀逸です。
ここまで描ける方は、今後は「描く対象を
どう見せたいか(存在感・空気感)」の段階に進めます。
つまり「リアルさ」から「印象」へ踏み込む時期です”
と出てきました。
褒められることに慣れていないぼくは
ついつい嬉しくなってせっかくやってきた眠気が
吹っ飛んでしまいました。
今、ヒジョーに眠いです。

※昨夜作った牛頬肉のワイン煮は
トマトペーストを買い忘れプチトマトで代用したためか
あるいは漬け込んだワインがフルボディ過ぎたためか
少し酸味が立ってしまいました。
でもまあまあ美味しくいただきました。(写真撮り忘れ)

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