同じ川なのに別の顔。

トルーマン・カポーティの小説、
 ”ティファニーで朝食を”が
 ブレイク・エドワーズによって
 映画化されたのは1961年。
 この映画に使われた曲”Moon River”は
 ニューヨークを流れるハドソン川の
 ことなのかなと思っていたけど違った。
 作詞者であるJohnny Mercerの故郷
 ジョージア州サヴァナに実在する川を
 イメージして作られたものらしい。
 (冒頭の写真/Google Mapから)
 知らない人を探すのが難しいほど
 ものすごく有名な曲なのだけれど
 今まで歌詞の内容をよく知らなかった。
 もしかしたらJohnny Mercerは
 この川を眺めることで何度も慰められたり
 元気づけられたりしながら諦めずに
 夢を追いかけていたのかも知れない。
リンクを張ったのはオリジナルではなく、
 Eric ClaptonとJeff Beckの共演によるもの。
 窓辺に腰掛けてはにかむ感じで歌った
 オードリー・ヘップバーンの”Moon River”は
 しっくり映画の中に溶け込んでいたけど、
 こちらはこちらでまた違った川の流れを
 思い起こさせてくれる。


