今年初めての海。

今朝、初海を眺めながら気持ちよく
早足ウォーキングしていたら
鴨居漁港の浜辺にお焚き上げの塔が
築かれているのに気づきました。
古い達磨や熊手、正月飾り、
書き初めなどが埋め込まれていて
塔の中心には”戦”の文字が。
鴨居八幡神社では毎年1月15日の小正月に
”さいと”と呼ばれる火祭り行事が
行われていてお焚き上げの煙を浴びると
1年間無病息災で過ごせると
言われているらしいです。

過去を燃やして未来を迎え入れる。
そんな神事なのかも知れません。
過去を燃やすという行為は
過去を蔑(ないがし)ろにするというのとは
まったく違いますね。それを踏まえた上で
こだわりや未練を捨て去る勇気を
いくつになってももっていなさいと、
お焚き上げの塔に諭されているような
強いサジェスチョンを受けました。
あの頃はよかったとか
昔の私はああだったなんて話をし始めたら
一気に歳をとってしまう気がして怖い。
そうではない過去との理想的な関係を
模索しながら目線は未来へ向ける。
そんなことを思いながらお焚き上げの塔を
しばらく見つめていました。

今日はその鴨居漁港を通り越して
浦賀にある叶神社まで足を伸ばしました。
そして家族全員が去年を無事に過ごせたことへの
感謝の気持ちを神様にお伝えしてきました。
行程11.4kmの早足ウォーキング、
根が単純だからかも知れませんが、
天気もよく暖かな日に海を見ながらだと
軽やかでポジティブな足取りになります。

あっ、そうそう。
この季節のこの辺りの海は透明度が高く
まるでリゾート地に来たみたい。
誘惑に駆られて泳いでみたくなりました。
もちろん泳ぎませんでしたけどね。

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