コドモとオトナ。

コドモはオトナが羨ましい
 一日も早くオトナになって
 自分の好きなように生きてみたいと
オトナはコドモが羨ましい
 もう一度コドモにもどって
 いろんなものから解放されたいと
すぐにはオトナになれないコドモ
 もうコドモにもどれないオトナ
 着替えをするようにはいかないから
 なおいっそうお互いが羨ましい
時が経てばコドモはオトナになる
 あれほど羨ましがっていたオトナに
 だけど・・・なればなったで
 コドモの時とは違った窮屈を感じる
時が経ってもオトナはコドモになれない
 ・・・ん?もしかしたら
 やっぱりなれない(笑)。
 だけど自分が子どもの頃のことを
 思い出すことならできる
 思い出せればコドモの気持ちが分かる
 気持ちが分かれば一緒に遊べる
 遊んでいるうちにいつの間にか
 オトナもコドモにヘンシ〜ン!
 もどれるんだね オトナもコドモにさ
 コドモとオトナが一緒に遊ぶ
 羨ましさが溶けてなくなる
※突然の雨で下を向いていた向日葵の花。
 写真は萼片(がくへん)と花托(かたく)の部分。
 妖精の棲家みたいだった。


