これからも。
自分にとって楽しいことが
ほかの人にとっても
楽しいとは限らないし、
不愉快に感じることだって
まれにあるのかも知れない。
たとえそうだとしても
自分がされれば嬉しいと思うことを
相手にしてあげたいという気持ちは
とても正しいことのような気がする。
それを相手が喜ばなかったとしても
がっかりする必要はないのではないか。
けっして相手を不愉快にしたいと思って
したことではないのだし、
そのことをきちんと説明すれば
相手は分かってくれると思う。
ぼくたちはみんな感じ方が違うし、
考え方も表現の仕方だって
まちまちなのだから。
ぼくはずっとそういうスタンスで
仕事を続けてきました。
言われたことだけをやるのは労働、
相手の意を汲んで想像を働かせ、
考えながら作り上げていくのが仕事。
作っている途中で相手の笑顔が
頭の中に浮かんでくると、
仕事の手はどんどん早まりますね。
クライアントの反応が早く知りたいから。
だけど正直な話、やっぱりあります、
そうじゃないんだよって言われることが。
私の思い違いだったり先走りだったり。
若い頃は頭を抱えてしまいましたが、
いつの頃からかクライアントの
そうした反応はより完成度の高い物への
要求なのだと思うようになりました。
制作者魂に新しい火が点いたって感じ。
そうやってクライアントと一緒になって
作り上げたものは特別な思いが残ります。
それを思い出す余裕はまだないんですが。
※おやすみなさいの前のひととき。
私がゴロンと床に寝そべると
いつもフレディはすぐに寄って来ます。
しばらくして私が立ち上がろうとすると
全体重を頭に集めて私の腕を
押さえつけてきます。かわいい(笑)。