あの頃のように。

今日、クライアントの方との昼食会があって
電車で横浜駅まで出向いたのですが、
私が乗ろうとする車両の乗降口から
ひとりの小学校高学年くらいの
女の子が降りてきました。
乗客の降り乗りが済みドアが閉まると
その女の子は車内にいる友だちに
しきりに手を振っています。
車内の女の子も同じように
ホームに立つ女の子に手を振る。
やがて電車が動き出すと
女の子も電車に合わせて歩き出し、
加速するにつれ駆け足になり、
ちょっと悲しそうな笑顔になって
車内にいる女の子に手を振る。
車内の女の子も小刻みに飛び跳ねながら
やっぱり同じような表情で手を振る。

もっと一緒にいたい。
まだまだおしゃべりしていたい。

そんなふたりの女の子の気持ちが
見えるようでとても羨ましく思った。
子どもって全身を使って自分の気持ちを
ストレートに表現するんですよね。
もっと一緒にいたい。
その気持ち、私にもよく分かります。
一緒に過ごす時間が楽しければ楽しいほど
もっともっと一緒にいたいのです。
だけどいつの頃からかぼくたちは
そういう感情の表現の仕方が下手になってしまう。
・・・なぜなんでしょうかね。

※写真は千葉の友だちが送ってくれた柚子。
お風呂に入れたり、焼き魚の上から絞ったり、
皮を冷凍して料理に添えたり。
私はサラダにかけたりもします。

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