昨夕の空を見上げながら。
昨日の夕方、横浜の空には
巻積雲(イワシ雲)が広がっていました。
この雲が現れると天気は下り坂に
向かうことが多いらしいですね。
このようになにかが
始まったり、終わったり、変化したり、
現れたり、消えていったりする前に、
予兆やサインが現れることがあります。
巻積雲で雨というのは予兆というよりは
統計的な側面もしくは昔の人の知恵的要素が
強いのかも知れませんが、
これも自然界から送られてくる
ひとつのサインと言えそうです。
私は小さい頃からそういう予兆やサインを
感じ取ることがひどく鈍感でした。
休み時間に友だちと悪ふざけしていて
友だちは先生が教室に入ってくる前に
さっと席に戻っっても
私ひとりがいつまでもふざけていて
先生から怒られるような少年でした。
予兆やサインを感じられなければ
当然要領は悪くなりますね。
でも今までなんとかやってこれたのだから、
まっ、このままでもいいかなって(笑)。
笑ってる場合じゃありませんね。
願わくばもう少し要領よくなりたい。
いや、要領よくというのはちょっと違います。
そう!スマートな生き方がしたい。
これですね、これ、これ!
スマートな生き方をするためには
予兆やサインに敏感になること。
だけどただ”敏感になること”といって
なれた人はどのくらいいるのだろう。
紺碧の海の中をきれいな銀鱗を閃かせて
泳ぐイワシの群れ。
その群れから少し外れたところを
のんびりマイペースで泳ぐ1匹のイワシ。
それが私なのかも知れない。
雲たちよ、キミたちは本当にまとまって
いい感じだなぁ。誰に習ったんだい?