想像力ってなんだろう。

イラストレーターの南伸坊氏は
 [憂鬱]の”鬱”という字を子どもたちに
 こう教えたそうだ。
「キミたちはキャンプに来たんだ。
 キャンプ場の林の中に入っていくと
 不思議なことに”木”と”木”の間に
 カニ”缶”が落ちていた。
 キミたちはラッキーと喜んで
 これをオカズ用に回収して
 早速”屋根”のあるかまどで”ハンゴウ”に
 ”米”を入れて”ヒ”にかけた。
 そこに思わぬ突風が”ヒューヒューヒュー”と
 吹いてきてご飯が炊ける前に火が消えちゃった。
 ご飯は生煮えカニ缶を開ける缶切りもなし。
 なぁ、ユーウツだろ?」
厚切りジェイソン氏は[嫉妬]という漢字を
 こう覚えたらしい。
 「好きなオトコからコクられた”女”は
 嬉しさのあまり”疾”走したら、
 他の”女”から”石”が飛んできた」
何か難しいことを覚えるには
 物語を作るといいのかも知れない。
 特に物覚えの悪い私には
 脳みそに改善をもたらしてくれそうだ。
 退化する記憶力を想像力で補えれば
 前向きに生きていける。
 だけどその頼みの物語も・・・
 忘れちゃうんだよなぁ。
※写真は庭で採れた個性的なキュウリ。
 親切なことに疑問を持つこと
 考える力を育てることの大切さを
 教えてくれていました。
 想像力の欠如と思慮の浅さ、
 それに軽率な行動。さらには慢心。
 それらが結びつくといつか
 取り返しのつかない重大な結果が起こる。
 あってはならないことが起こってしまった。


