思い出した言葉。
カメラをパノラマモードにして
空に向かってぐる~ってやったら
枯山水みたいな雲が撮れました。
秋は空気が澄んで風が強いから
雲が刻々と変化します。面白いなぁ。
今日はお墓参りをしてきました。
お彼岸を大幅にずれてしまいましたが、
胸の中につっかえていたものが
すーっと溶けたような気持ちになりました。
お墓参りに行くと決まって
生前に母が言っていた言葉を思い出します。
普段からいつでもお墓参りができるくらいの
余裕を持って暮らしなさいと。
そしてこう続けました。
人間、余裕がなくなるとろくでもないような
ことばかり考えるようになる、と。
早合点、抜け道、その場凌ぎ、場当たり、
付け焼き刃、イライラ、視野の狭まり・・・
そうならないための私への
戒めの言葉だったのでしょう。
ちなみになんでも如才なくこなす私の姉は
この戒めの言葉を母から聞いた覚えが
一度もないと(笑)。
母は、人を見て法を説いたことになります。
枯山水のような雲の上から
余裕という言葉をノートに1000回!って
母の指令が降ってきそうな気がしました。
やっぱりいっぱいいっぱいで
生きてちゃいけないんですね。