不自然からの脱却。

きれいに歳を取るというのは
簡単なことではなさそうに見えて
それほど難しいことではないのかもしれない。
若く見られると嬉しくなりますし、
いつまでも若く見せたいと願うのは
多くの人の素直な気持ちなのかなと。
でもその気持ちが先走りしすぎると
どこかに不自然さが現れてしまう。
そしてとても怖いのはその不自然さに
自分自身が気付けなくなってしまうこと。
ぼくは若い頃から白髪がありました。
それがとてもイヤで染めているうちに
いつのまにかもっと黒くもっと艶やかにを
追い求めるようになり、
ある日、家人からルパン3世みたいって
言われちゃいました(笑)。
それからはもう少しナチュラルな感じに
仕上がるようにとおとなし目のヘアカラーを
使うようになったのですが
あまり自然な感じにはなりませんでした
(もちろんぼくの場合に限ってのこと)。
以来、”若返ること”から少し距離を置き
自然のままの自分もなかなかじゃんと
思うことにしたのです。
そしていままで費やしていた
若返りのための時間を、
たとえば爪の手入れをするとか
カサついた顔にクリームを塗るとか
コンスタントに床屋に行くとか
穴の空きそうな靴下や
ヨレヨレのシャツは身につけないとか
今までより身だしなみを整えることに
使うようにしたのです。
するとどうでしょう・・・
あまり変わり映えしませんね(笑)。
でも”若見え背伸び”をしていた今までより
自然な感じでとってもラクなのです。
そして白髪は目立つようになったけれど
気持ちがスッキリするではありませんか!
オトコは歳を重ねるたびに年相応の
良さみたいなものがあるに違いない。
たぶん女性だってその年齢でしか
出せない魅力というものがあるはずです。
これからはそれをご一緒に
探求していこうではありませんか(笑)。
ナチュラルは美しい。さらばヘアカラー。

※写真は寒い日に暖かい仕事部屋から
雨と通行人を観察するフレディ。
ケッ、黒々しやがって、かわいいヤツ!

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