やさしさのチャンピオンの譲り合い、なんでしょうかね。

ぼくが近所の店で店主と世間話をしていたら、
店主がウインドー越しにマルエツに買い物に行く家人を発見。
ウインドーを背にしているぼくにそれを教えてくれた。

マルエツは今日ちょうど中の市で
買い物の量が多いと分かっていたので
ぼくは楽しく盛り上がった世間話を中断して
買い物の手伝いに行くことにした。
そのとき店主から「あなたはやさしいから」と
羨ましそうに言われたものだから
「なに言ってるんだい、キミだって
同居しているお母さんの介護を
甲斐甲斐しくよく面倒みているじゃない。
そっちのほうがはるかに大変だしやさしいよ。
ぼくが買い物を手伝うのは
あとあと面倒なことにならないように
ってことで手伝いに行くまでさ」
その後どちらが本当にやさしいかで
やさしさの譲り合い合戦になって
侃侃諤諤とやり合ったものだから、
ムダに時間が過ぎてしまい、
「早く手伝いに行かなくていいの?」
との店主の一言で慌てて店を飛び出した。
なんだかサザエさんの世界のようだと
思いながら大根やキャベツなど
野菜ぎっしりの重たいエコバッグを
手に提げて歩きながら思ったのだった。

今日は夕方までドーンと自分の時間。
大好きな春風亭柳昇の古典落語三昧でいこう!