そのくらいのスタンスで!
オレあきらめが悪いからさ、とか、
私しつこいからね、とか。
相手から嫌われそうなそのセリフの中には、
意志の強さとか自負のようなものが
どこかに見え隠れしている。
”あきらめが悪い”という言葉にも、
”しつこい”という言葉にも、
私はあまり好ましいイメージを
持っていなかった気がする。
往生際が悪いという言葉と
重なっていたのかな。
でもそれは言葉が濡れ衣を
着せられていたのだと思い改めた。
”あきらめが悪い”のは
”聞きわけがない”のとはまったく違う。
”しつこい”のは”くどい”のは似て非なるもの。
あきらめないで食い下がっていれば
いつか道が開けるかもしれない。
しつこく食らいついていけば
ひょんなことから何かが得られるかもしれない。
だからもしその先に行ってみたいと思ったら
どんな障害が現れてもあきらめを悪くした方がいい。
もし何かを手に入れたいと思ったら
周囲があきれようとしつこさを前面に出した方がいい。
そういうのって格好悪い?
はしたないこと?
もっともっと貪欲むき出しで
オッケーなんじゃないの?
オレはもうじゅうぶん戦った。
私はやるべきことはすべてやった。
そんなふうに考え始めたら危ないと思った方がいい。
命が枯れていってしまう。
そうでしょ?ジブン。
この期に及んでも前を向いている。
挽回するチャンスをうかがって
目を輝かせている。
そういう生き方で行こうと思う。